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新人研修
この春、18人の新しい介護職員が入職し、現場に入る前に1週間かけて研修を行いました。
知識や介護方法を詰め込むのではなく、「自分の活動を意識する」「体感する」「考える」「グループで話し合う」ことを促しました。
普段どのように食べ、排泄や入浴をしているのか、改めて自分自身の活動を意識し、その後のグループでの意見交換を通して、活動が人によって違う事(人それぞれに"こだわり"がある事)に気づいてもらうことが狙いです。
"こだわり"="その人らしさ(個性)"と捉え、大切に支援していくのが介護の仕事だ、という気づきを促しました。
写真は装具をつけて、半身麻痺の方や円背(腰が曲がっている)方の不自由さを体感しているところです。
どのように介助されれば安心して活動しやすいか、
熱心に意見が飛び交い、試行錯誤していました。
介助の方法は一つではありません。その時々のご利用者の心身の状態に応じて反応を見ながら工夫しなければいけません。
ご利用者一人一人の"こだわり"を尊重したケアができるよう、これから一緒に『工夫の引き出し』を増やしていきましょうね。
〔研修担当:腰痛対策委員〕