古来、中国から伝来した仏教をいち早く取り入れた聖徳太子の様に、慶生会では、海外に目を向けることも忘れていません。

海外での事業展開や人材交流、最新の機器導入も積極的に行っています。

  • 慶生会のレッドコード、リハビリテーションの実績を基に、中国で事業展開しております。 痩身、姿勢調整等を目的としたレッドコードエクササイズや、日本から理学療法士を派遣し、個別治療を提供 しております。「地域の健康増進」を合言葉に、現地スタッフと協力して事業運営に当たっております。

  •   現在、少子高齢化が社会問題となって久しい日本にあって、いわゆる介護や障がい者支援などの福祉事業者にあっても、様々な競争にさらされるようになっています。
      例えば、「採用」=「ケアワーカーの確保」は、福祉産業の枠の中ではなく、製造業や流通業などの一般企業と全く同じフィールドの中で人材確保競争にさらされています。また、介護保険が2000年にスタートし15年以上が経過し、在宅事業や有料老人ホーム事業などは、株式会社と同じフィールドで集客活動を実施しなければなりません。そのような中、求職者にとって、顧客にとって、魅力ある事業者となれるように企業努力が求められています。
      さらに、社会保障制度の持続可能性が大きな社会問題となり、介護報酬に関しては、マイナス改定が続くことが予測されています。
      そのような環境変化の中、事業体として成長を維持し、職員にとって魅力のある法人であり続けるためには、次の市場を開拓することも求められていると考え、高齢者数が急増している中国市場に着目をするようになりました。中国では、医療・介護・リハビリテーションに関するノウハウが不足しており、介護やリハビリテーションに関しては、経済成長に伴って整備されているとはとても言えないのが現状となっています。
      そして、1年半ほどの調査の結果、陝西省西安市内にリハビリテーションのプライベートクリニックを2016年12月に開設させるところまでくることができました。現在、運営管理や集客に関するノウハウを蓄積させながら、来店される方々へ運動サービスを提供したり、理学療法士による運動処方や徒手療法を提供し、先ずは“リハビリテーション”の価値を広める活動を実施しています。

  • 慶生会では、2015年より中国からの職員を受け入れています。現在、特別養護老人ホームやデイサービス、 訪問看護ステーションで、20名以上の中国人職員が、日本での資格取得と専門職としての活躍を目指して 日々仕事をしながら勉強に励んでいます。 2017年10月には、新たにベトナムからの職員も受け入れる予定であり、ますます外国との人材を通した 交流が盛んになります。

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