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「認知症の人をささえるまち大阪プロジェクト」開催
「認知症の人をささえるまち大阪プロジェクト」
【かまへん、かまへんでつながる地域の輪】が福島区民ホールにて開催されました。あいにくの空模様でしたが、大勢の方がお越しになっていました。
1部:認知症とは 講師 濱崎 勲氏(天王寺区キャラバンメイト)
2部:みんな元気にLet's「コグニサイズ」 講師 藤井 春日氏(福島区キャラバンメイト)
3部:当事者からのメッセージ 当事者 横田 宏之氏
コーディネーター 藤田浩司氏(デイサービス「kumiki」管理者
(奈良県キャラバンメイト)
3部でお話して下さった横田さんは、中学校の国語科の教諭をされていました。
今まで出来ていたことが出来なくなる。今まで行っていた所が分からなくなる。
中学1年生に3年生の問題をテストに出してしまう・・・などの症状が出始め、校医さんから受診を勧められ、付いた病名が「若年性アルツハイマー症」現在、学校は休職されデイサービス「kumiki」へ通いながら、講演活動をされているそうです。
横田さんは高校在学中「上方落語」と出会い、素人参加番組に8回出場してすべて「名人賞」を獲得されたというくらいお話もとてもお上手でした。
笑っておられる陰では「学校に戻りたい」とも涙ながら語られていました。
最後の担任だった1年生がこの春には卒業してしまうということを何度も何度も話され、
クラスで作ったクラス旗を見せてくださいました。「とても良い先生だったんでしょうね(^_-)-☆」
私たちも地域でできる事は小さいのでしょうが、慶生会としての積み重ねが必要であると感じた有意義な時間となりました。
講演終了後に、お名刺を頂戴し「いつでも講演に行きますから」とご縁も頂きました。
慶生会地域コーディネーターとして、いつでもお繋ぎさせて頂きます。
慶生会地域コーディネーター 古賀
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生野区 「第5回 認知症講演会」 開催
今日は暖かい午後。
生野区社会福祉協議会2階 多目的室にて「第5回 認知症講演会 認知症介護について」が
開催され、慶生会として手話通訳のお手伝いに行かせていただきました。講師には、訪問介護ステーション ハートフリーやすらぎより
認知症看護認定看護師・認知症ケア専門士の笹山 志帆子さんにお越しいただきました。
ご自宅で介護をされている方がたくさんお越しになられ、質疑応答では実際に困っておられる
現状から「お風呂を嫌がりますが何か良い方法はないですか?」「お酒ばかり欲しがってご飯を
全く食べてくれないです」というお声が上がっておりました。同じ悩みを持った方々が共有する時間が出来、「うちと同じやなぁ」など少し気を安らげる
空間となったような気がします。慶生会地域コーディネーター 古賀