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【東成区・中本地域】見守り声掛け体験
【東成区・中本地域にて】
東成区中本地域にて『みんなでつながる見守り声掛け体験』が行われました。
当日のお天気は暑いくらいの晴天。町会長さんや女性部長さんや民生委員さんが参加して下さいました。
当日は、当事者役として東成育成園・東成区南部包括支援センター・中本地域の民生委員さんと一緒に
慶生会地域コーディネーターとしてお手伝いさせて頂きました。
みんな公園やコンビニやマンションロビーで待機して、グループに分かれた参加者を待ちます。
各当事者役の演技にリアリティがあり、「訓練って分かってるけどなかなか声は掛けにくいなぁ」と
みなさん口を揃えて仰っておられました。
今回は4パターンの声掛け場面が設定されました。
・パジャマ姿でスリッパをはいて公園を歩いている。受けごたえは曖昧。
・着衣が裏返し。声をかけても黙っている男性。
・認知症の女性。受け答えは出来る。名前を聞いても旧姓を答え、年齢を20歳ほど間違えている。
・道に迷い、他県から来られている。荷物の中に手掛かり有り。見守りメールでも配信されている。
各当事者役の演技にリアリティがあり、「訓練って分かってるけどなかなか声が掛けにくいなぁ」と
みなさん口を揃えて仰っておられました。
振り返りでは「女性には女性が声かける方が良いと思う。」「返事が返ってこないのが難しい。」「カバンの中を
確認させてもらうのがなかなかだった。」など、たくさんの意見が出ていました。
最後に認知症指導者の横田氏より、総評を頂き「まずは自分の名前を伝えて安心して頂く。」という基本的な
事をお聞きして、まさしくその通りであると再認識させて頂きました。
地域における繋がりの希薄化などが言われる中、地域での繋がりが少しづつでも形となっていき、
一度体験することで、地域で見守ることの大切さを感じて頂けたのではないでしょうか。
たくさんの地域で広がればいいなぁと思います。
慶生会地域コーディネーター 古賀