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【東成区 称楊苑】おもち その2 食べ方

餅といえば、よく喉詰めの事故がニュースで流れています。
あんなにおいしいのに、なかなか噛みきりづらく、またのどに絡みつきやすいので、飲み込む力が弱まっている時は用心が必要です。
餅の事故を防ぐには・・・
*こんな人は注意* 
1、高齢者(歯の衰え)
2、柔らかいものばかり食べている(顎等の筋肉の脆弱性)
3、十分噛めない人(噛む力が弱い)
4、よく噛まずに食べる人(唾液の分泌が少ない)
5、唾液が少ない(餅が口や 喉にくっつきやすくなる))
6、よくむせる(飲み込む力が弱い)
介護食では さっくりしたお餅や、柔らかいお餅等便利な食品も出ています。
*食べ方の注意点*
1、餅を1口大に切っておく(餅を小さく薄く5mmくらい)
2、うるち米やジャガイモ、サトイモの 粘り気の低い餅を使う(粘り気を減らす)
3、食べる前に汁物や飲み物で 口の中を湿らせてから食べる(汁物に入れる)
4、会話しながら食べない(気管に入ったら致命傷)
5、一人で食べない(助けてくれる人がいないところで食べない)
6、お酒は控えめに(嚥下力が下がる)
高齢者だけじゃない 子供の餅の食べ方の注意!!
子供へのお餅の提供は3歳前後頃から
1、まず水分を取りましょう 
2、大きさは米粒大からチャレンジ
3、よく噛む(お子さんの成長に合わせて「まだやめておこうの選択しもあり」)
       (噛むことで唾液と餅を混ぜ合わせ喉へのはりつきを防ぐ)
4、話ながら食べない(餅が気管に入りやすくなる)
5、誰かが そばにいる(飲み込むのを見届ける) 
6、汁物に入れる
おいしいのに危険が隣り合わせのお餅。
もし万が一が起きてしまった場合、どのように対処したら良いのでしょう。
その3に続く・・・