東生野地域包括
  • ◇東生野地域包括支援センター 泉南市徘徊模擬訓練を見学してきました◇ 

     東生野地域包括支援センターでは、平成26年度地域住民やボランティアの方向けに徘徊模擬訓練を地域の関係機関の方と一緒に実施しました。

     

     徘徊模擬訓練とは、認知症の徘徊による行方不明者が発生したと想定し、徘徊役が市内を模擬徘徊している間に、警察や消防、行政が連携し、地域住民や関係機関等に情報伝達を行い、情報を得た住民の方等がサポーターとなり、徘徊役を探したり声をかけ、無事に保護しようというものです。

     

     この取り組みの目的は3つあります。
    1.認知症の理解を深め、一人でも多くの地域の方が認知症の人や家族を見守り、支える意識を高める。
    2.認知症の徘徊による行方不明者をできるだけ早く発見し無事に保護できるようセーフティネットとして、実行力の高い仕組みの充実。
    3.「徘徊=ダメ」ではなく、「安心して徘徊できる街」を地域全体で目指していく。

     

     この訓練の最も重要な事は、一人でも多くの方が認知症に関心を持ち日頃から互いに声をかけ、気配り、見守り合うという意識を高めていくことです。

     

     前置きが長くなりましたが、泉南市では平成24年度より徘徊模擬訓練を行っているため、昨年度よりもよりよいものとするために見学行ってきました。

     

     泉南市では、小学5年生を対象とした徘徊模擬訓練を実施しており、実施には市役所や地域包括支援センター、民生委員、小学校教員の方、地域住民の方が協力し子供たちが安心して訓練に参加できるように準備されていました。当日は私たちの他に福島県からの視察の方が来られていました

     

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    訓練の説明や徘徊役の情報を伝えています。

     

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    5〜6人でグループを作り、アドバイザーとして民生委員の方や専門職がつきます。
    参加した子供たちからは難しかったという声もありましたが、積極的に徘徊役の方に声をかける姿がありました。

     

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     徘徊にはその人なりの意味や目的があり、その人なりに暮らし続ける姿でもあります。
     その姿を認め合い、徘徊がダメではなく、安心して徘徊できる街こそが誰でも住みやすい安心できる街となるように地域の方と歩んでいきたいと思います。

  • ◇東生野地域包括支援センターのブログを開設しました◇

    東生野地域包括支援センターのブログを開設しました。

     

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    このブログを通じて地域包括支援センターがどのようなところなのか、どのような活動をしているか、皆様に知って頂ける機会になればと思います。

     

     

     

    今回は少し前に法人内で行った福祉用具の勉強会についてお伝えしたいと思います。

     

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    福祉用具と聞いて、まず思い浮かぶのは「車いす」や「介護用ベッド」ではないでしょうか。

    しかし、高齢者や障がい者の方の自立に役立ち、介護する方の負担を軽減する、そんな役割をもつ福祉用具にはこの他にも便利なものがたくさんあります。

     

     

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    実際に職員が体験している様子です

     

     

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    福祉用具は日々新しい商品がでている為、私たちもこのような機会に勉強・体験する事で皆様に福祉用具をより詳しくご紹介することが出来ます。

     

     

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    私たちは福祉の専門職として福祉用具をはじめ介護保険制度のこと、医療のことを勉強する機会を持たせて頂いています。

     

     

    地域のみなさまから受ける相談を一つ一つ丁寧に解決に向けて支援できるように日々職員も頑張っておりますので何かありましたらお気軽にご相談下さい。

     

     

    これから少しずつではありますが、東生野地域包括支援センターの活動を知っていただきたいと思いますので、これからも見ていただけると幸いです。