東生野地域包括
  • ◇東生野地域包括支援センター 2017年度のふりかえり 東小路おはなしひろば編◇

    こんにちは。

    東生野地域包括支援センターです。

     

    今年度も、「東小路おはなしひろば」を4回にわたり開催しました。

     

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    この取り組みは、「誰でも参加できる、地域の駆け込み寺をつくりたい」という住民の思いをきっかけに、

    東小路社会福祉協議会主催、生野区社会福祉協議会・東生野地域包括支援センター共催でおこなっているものです。

     

    最初は少なかった参加者も、最近では、未就学児を連れた母子や、

    「児童いきいき放課後事業」に参加している小学生から、

    認知症をもつ高齢の方まで、まさに誰もが参加できる場として、少しずつ地域に根付きはじめたところです。

     

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    東生野地域包括支援センターの職員は、運営会議にも参加しています。

    生野区社会福祉協議会の皆さんに、運営面を支える様々な助言をいただきつつ、

    地域のボランティアの方とともに、企画を練ります。心がけているのは、「老若男女が参加できること」。

     

    2017年度は、七夕の短冊づくり、クイズ大会のほか、

    クリスマスには音楽ボランティアグループ「ひびき」の皆さんによる音楽レクリエーションも企画しました。

     

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    毎回、人生の先輩である高齢の方々のあたたかな見守りの中で、自然と思いやりの心がはぐくまれ、

    笑顔が絶えることのない「おはなしひろば」です。

    楽しみながら、それぞれの役割が活かされる場になっています。

     

    東生野地域包括支援センターでは、これからも地域の皆さん、関係機関の皆さんと手を携えながら、

    地域づくりに取り組んでいきます。

  • ◇東生野地域包括支援センター 認知症講演会を開催しました◇

    11月25日(土)東小路地域にて「認知症講演会」を開催しました

    (主催:東小路まちづくり協議会、生野区在宅支援ネットワーク会議、生野区認知症高齢者支援ネットワーク会議)。

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    この講演会は、区民の方に認知症の理解を深めていただくことを目的として、

    生野区内にある四つの地域包括支援センターそれぞれが年に一度ずつ開いているものです。

    4年目となる今年は、生野区歯科医師会のご協力のもと、

    歯科医師の林昭典先生と、歯科衛生士の吉田規美子先生にご講演いただきました。

    学校歯科の領域でもご活躍されている林先生からは、

    はじめに「位相差顕微鏡」を使って、お口の中の細菌を実際に見せていただきました。

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    その後は、「元気の源は、お口から」と題し、

    お口の健康が認知症や生活習慣病の予防につながることをお話ししてくださいました。

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    吉田先生は、ご自宅で暮らす高齢者の訪問や、介護予防教室の講師などでご活躍されています。

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    今回は「食べる・話す・笑う」と題し、日常生活で何気なくつかうお口のはたらきに気づき、

    健康を保つ工夫を教えていただきました。

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    参加いただいた皆様からは、

    「お口は身体の一丁目一番地」「お口の健康が認知症予防につながるとは驚いた」

    「認知症予防やお口の健康について、もっとたくさんの方に知ってもらいたい」など

    たくさんのご感想をいただき、好評のうちに終了しました。

    東生野地域包括支援センターでは、これからも認知症や介護予防に関する普及啓発のために活動していきます。

  • ◇東生野地域包括支援センター 東中川地域認知症予防プログラム「コグニサイズ」◇

     こんにちは、東生野地域包括支援センターです。

    7月から10月にかけて、東中川会館で毎月第2・第4水曜日に

    認知症予防プログラム「コグニサイズ」の第2期の活動が実施されました。

     

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     コグニサイズの目的は「運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、

    認知症を予防する」ということです。

    取り組みの一例としては「足踏みをしながらしりとりを行う」といったことが挙げられます。

     

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     第2期生は12名の参加があり、みなさん積極的にコグニサイズに取り組んで頂いています。

    また、昨年度実施した第1期のメンバーも、2期生へアドバイスをしてもらったりしながら

    一緒に参加して頂いており、地域のつながり・社会参加の場づくりにもつながっています。

     

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     認知症を予防していくためには、日々の取り組みが大切となってきます。

    そのため、東中川のコグニサイズでは、自宅での取り組みについて各自記録に残し

    振り返りの機会を設けることや、会館での全8回の活動終了後も毎月自主活動という形で

    参加者同士の交流や情報交換の場を作ることで、モチベーションを高く持って

    日々の取り組みを続けて頂けるようにしています。

     

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     参加者からは「コグニサイズに参加するようになり、身体にあまり使っていない筋肉があり、

    固まっている筋肉があることや、頭の体操をしていく必要性に気づきました」

    「日々運動する習慣もでき、足の痛みも取れてきています」「身体と頭を一緒に使うというのは

    難しくて間違えることもあるけれど、みんなで取り組んでいるからこそ間違いも笑い飛ばしながら

    楽しんで続けることができています」という感想も上がっており、日々の取り組みの効果を感じて頂けています。

     

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     コグニサイズに取り組んで頂くことで、認知症を予防し、元気に地域での生活を続けて頂けるよう、

    引き続き地域の方と一緒に取り組んでいきたいと思います。

  • ◇東生野地域包括支援センター 東中川まちあるき声かけ体験に参加しました◇

    こんにちは。東生野地域包括支援センターです。
    11月11日に東中川地域で「東中川まちあるき声かけ体験」を地域の方と行いました。

    東中川地域でのまちあるき声かけ体験は昨年度に続いて2度目になります。
    ボランティア委員や民生委員の方々を中心に、総勢35名の地域の方が参加されていました。

    東中川地域ではボランティア委員の皆様を中心に、認知症について長年学んできており

    その経験を活かして徘徊者役に声かけをしていきます。
    体験は新今里公園内で行いました。

     

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    声かけの際は先日も紹介した3つのない(驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない)

    を意識して声かけをしていきます。

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    声かけをしたあとは、参加者同士で体験を振り返り、意見交換を行いました。
    「一方的に話をせず、相手の話を受け止めることが大事」

    「継続して訓練をすることが大切。去年より自信が持てた」

    といった感想が挙がるなど、積極的に話し合っておられました。

     

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    昨年度は、初めての取り組みということで手探りの面もありましたが

    今年度は、昨年度の経験を生かしより実践的な声かけ体験を行うことができたと思います。
    次年度以降もまちあるき声かけ体験を継続していきたいという声をいただいております。

    認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して

    今後も地域の方とともに取り組んでいきます。

  • ◇東生野地域包括支援センター 泉南市徘徊模擬訓練に参加しました◇

    こんにちは。東生野地域包括支援センターです。

    1110日に泉南市で行われた「徘徊模擬訓練」に参加してきました。

     

    今回は、小学校の授業の一環として、

    小学2年生約80名を対象として行われました。

     

    小学生たちは、事前に受けた「認知症サポーター養成講座」で学んだことを活かして、

    街の中にいる徘徊者役に声をかけていきます。

     

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    「困っている方を見かけたら声をかける」

    「一緒に行く時は、大人に声をかける」

     

     というポイントを踏まえて、声かけをしています。

     

    地域の老人会・婦人会のメンバーもサポートして、子どもたちと一緒に回ります。

     

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    泉南市では、平成22年度から徘徊模擬訓練を実施しているそうです。

    訓練後には、泉南市役所や地域包括支援センターの方から、

    学校や地域の方とどのように連携して取り組んでおられるのか、お話を伺いました。

     

     

    東生野地域包括支援センターでは、

    今年度も、東中川地域で徘徊模擬訓練を実施します。

     

    認知症になっても安心して暮らせるまちづくりに向けて、

    今回の泉南市での経験を活かしつつ、地域の方とともに取り組んでいきます。