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集団プログラム(紙皿紙コップで遊ぼう)
『紙皿紙コップで遊ぼう』というテーマで、二つおもちゃを作って遊びました。
『今日の約束』として、"座って先生の話を聞く""お友達に向かって投げない"という二つの約束を伝え、ホワイトボードにも書いておきました。
一つ目は皿回し
紙コップを底だけ残して切り取り、紙皿の中央に貼ります。丸箸で回せば皿回しのできあがり! のはずですが・・・?
なかなか回りません。繰り返して挑戦する子もいましたが、あきらめ顔の子どもたち。
それでも、さすがだなと思うのは、皿回しはうまくできなくても、箸に色を塗ったり、ポーズを決めたりして、「できるーできない」の枠組から飛び出して楽しんでいました。
二つ目のおもちゃは紙コップのフリスビー。
硬い紙コップを線に沿ってハサミで切り、二つを合わせてホチキスで留めます。
自分で切る、自分で留めるにチャレンジしました。
こちらは、投げて的をねらったり、どこまで遠く飛ぶかをねらいました。最初の約束「友だちに当たらないように投げる」もきちんと意識できていました。
友だちがフリスビーを取りに行っている間は投げずに待っているといった気を付ける様子も見られました。
このメンバーにも慣れて来て、お互いを気にし合う雰囲気が出てきたのかなと感じました。 -
わくわく教室(4月)
4月28日 第10回のわくわく教室
今回のテーマは「しんぶんであそぼう」
一つ目は、大人がピンと張って持った新聞に向かって走っていき突き破る、という遊びです。
ただ走っているようですが、子どもは新聞で隠れて見えない先を予測して「このくらいの距離だから、このくらいの速さで走ろう。このくらいで止まろう」と調整しています。
新聞を突き破った後、上手に止まっていました。かっこよくポーズを決める子もいました。
続けて、新聞の上にバタッと倒れて破るというのもしてみました。クッションの上にピンと広げた新聞に倒れこんで破く感触は、楽しかったようで歓声を上げて喜んでいました。
二つ目の遊びは、丸めたり破ったりした新聞をビニール袋に入れて、目や舌を貼り、おばけを作ります。
「おばけ」と言うと「こわい」というお友達もいたので、「妖精」と言い換えてみると楽しく作ってくれました。
「目を三つ、舌を二つ」というお友達もいて、それぞれに工夫したおばけができました。ゴムで棒にぶら下げると、上下に揺れる動きにみんな夢中になりました。
絵本「もりのおふろ」
「ゴシゴシ、シュッシュッ」というリズミカルな言葉に合わせて、お友達や先生を洗いました。あたま、せなか、おなか、ひじなどの、身体の部位を意識しながら遊びました。みんなと一緒だからでしょうか、「触られる」という感触も楽しく体験できました。
絵本「からすのぱんやさん」
長いお話ですが、いろんなパンが描かれたページを見るとみんなパッと顔を輝かせて見ていました。「ほかにどんなパンがある?」と聞くと、「おばけパン」「てんとうむしパン」など自分なりに考えて答えてくれていました。
わくわく教室集団プログラムは、毎月第4土曜日に開催しています。
お申込み・お問い合わせは、慶生会KIDSステージ野崎
電話 072?863?1221
メール kids_stage_nozaki@kyouseikai.org -
わくわく教室(3月ちびっこコース)
今回のちびっこコース、テーマは春らしく「ちょうちょになってあそぼう」でした。
始まりの集まりで、本物の「キャベツ」を出しました。
本物に触れる事で、知識の幅はうんと広がるので、一人ずつにキャベツを持ってもらって、感触や、温度、重さ匂いなどを実感してもらいました。
本物を触る事は、様々な感覚が言葉ではない知識として学習されていくので、とても大切なことだと思っています。
それから「キャベツの中かーら♪」の手遊びをしました。
この手遊びは、指を1本1本立てていくところと、片方の手はパー、もう片方はグーで、交互に変えていくというところに難しさがあります。
特に指を立てていくときには、中指、薬指となると、もう一方の手の助けを借りて、何とかその指だけ立てようと頑張る子どもたちでした。
少し歌うスピードをゆっくりにして待ってあげると、やっと出てきた薬指、先生の方に"みて"と向けた時にはもう手の中に...というお友達も。
ちょっとがっかり顔の表情も良かったです。
次はちょうちょの形に切った折り紙に、好きなシールを貼って模様を作りました。
シールを左右対称につけたり、星、ハート、花のシールを付けて可愛くしたりとそれぞれに工夫がありました。
小さい星型のシールは扱いにくかったのですが、根気よく取り組んでいました。
出来上がると、胸に付けて記念撮影をしてもらいました。
みんなとってもいい笑顔でしたよ。
出来上がったちょうちょを胸に付けて、ちょうちょになってリズム遊びもしました。
赤、青、黄色のマットの周りを、ちょうちょになって、歩く、走る、スキップ、静かに、大きく等、ピアノに合わせて回ります。
跳ねる感じ、そーっと静かに歩く、悲しい音調になったら泣きながら飛んでみる等、曲想を感じられるようにしていきました。
そしてリーダーの先生が「赤いお花」と言うと、赤いマットの上にみんなで乗ると言うルールです。
時々『ダダーン!』とピアノを鳴らすと『どてっ』と転びます。
スタッフもお友達もみんなで一斉に転ぶと言うのがとても楽しい様でした。
最後は「はらぺこあおむし」の絵本を読み、きれいなちょうちょの出現に歓声を上げた子どもたちでした。
次回のわくわく教室ちびっこコースは、4月28日(土)
参加申し込みは、KIDSステージスタッフまでお願いします。
(わくわく教室は、インターネット予約受付を行っていません) -
わくわく教室3月(小学生)
3月23日のわくわく教室(小学生コース)
テーマは『空気砲を作って遊ぼう』
今回はボランティアのお兄さんが来てくれて、活動が始まる前に、カードマジックを披露してくれました。
自分が選んだカードを手にしっかりはさんでいるのに、お兄さんと一緒にギュッと握ると・・・・・
あれあれふしぎ!手を開いた時には、カードが変わっています。
何とか見破ろうと、何度もやってもらいましたが、タネはわかりませんでした。
腕をさっとなでるとカードの色が変わるマジックもあり、みんな興味津々でした。
始めの集まりで、活動の内容や自分たちは何をするのかと言う説明に加えて、
『今日の約束』として、"座って先生の話を聞く"という事を話し、ホワイトボードにも書いておきました。
その効果か、みんな座って先生の話を聞く事が出来ました。
空気砲はカラフルなものを先生たちが先に作ってあったので、自分の好きなものを選ぶところから始まりました。
緑、黄色、ピンク...と、欲しい子が一人ずつだったのですが、黒色の時には二人になりました。じゃんけんをしたものの、負けた方のお友達が思わず泣いてしまいました...。
でも勝った方のお友達がすぐに「はい」と言って差し出してくれました。
でもやっぱり悪いと思ったのでしょうか小さな声で「いいよ」と。でもそのまま受け取り、泣き顔がすぐに笑顔になりました。
もちろん替わってあげたお友達も笑顔でした。
ハプニングではありましたが、相手の気持ちがすぐにわかって、自分の気持ちを切り替えて、
替えっこをしてあげられるということや、替わってもらったもののちょっと悪かったかなあと言う気持ちが芽生えていることに、大きな成長を感じました。
空気砲にはそれぞれ自分の好きな絵や模様を描きました。
スタッフは描く事しか想定していませんでしたが「取っ手を付けたい」と新しいアイディアを出してくれました。
それを見て「ベルトをつくりたい」と新たな提案が。
空気砲をベルトで腰に付けると歩きながらでも打つことができる"大発明"です。
異年齢の集団の良さを感じる一幕でもありました。
紙皿と洗濯ばさみを使って的を作ると、それぞれ自分のレーンで空気砲を撃って楽しみました。
自分の場所が確保されたことで、安心して遊べたようです。
十分に一人で遊べたからか、最後は子どもたちが集まってきたので「一斉射撃!」と、みんなで的をめがけて撃ちました。
今回のわくわく教室も、
『一人も楽しい、みんなも楽しい』という事を感じてくれたように思います。
次回は4月27日(金)16:45? 参加申し込みはKIDSステージスタッフに直接ご連絡ください。
(わくわく教室は、インターネット予約受付をしておりません) -
わくわく教室(ちびっこコース)の様子
第8回のわくわく教室を行いました。
やっとインフルエンザなどの感染症も下火になったようで、今回はAコース9名 Bコース6名と、
過去最高の参加人数となり、兄弟もいて賑やかなわくわくになりました。
挨拶のあとは、今回もスタッフが「ゆき」を踊ったあと、大人と子どもが組んで踊ったり、子ども同士でも踊りました。
ペアでの踊りなので、一緒が楽しいという事と、相手の動きに合わせて自分の動きも調整していくというねらいもありました。
歌の1番の終わりは"大きな木になる"2番の終わりは"小さく丸くなる"等、体での表現を取り入れましたが、それぞれに静と動を感じ取ってくれたようでした。
今日のテーマは『雪遊び』
まずは半紙での、雪作りに取り組みました。
切れやすい方向を子どもたちと確認しながら、「びりびりっ」と破る感触を楽しみました。
指先を使う活動として取り入れたのですが、次に楽しい活動があると言う目的があるので、たくさんあった半紙を一生懸命に小さくちぎってくれた子どもたちでした。
スタッフがジグザグに破る技?を見せると、すぐにまねて、慎重に紙を破りきらないように進めて、長い紙にする子どももいました。
たくさん雪が出来たら、ブルーシートの広場で雪を降らせて遊びました。
全身を使って雪を集めて、高く放り投げるのはとても楽しかったようです。
これには兄弟も飛び入り参加で、大勢で楽しめました。
「1,2のさーん」の掛け声に合わせて雪を降らせることは、すぐに投げたい気持ちをちょっとの間だけ抑えて、皆にタイミングを合わせて投げる必要があります。
たーくさんの雪が降ってきて、楽しい!!と分かると、みんなに合わせて雪を投げるという事も出来ました。
次はうちわを使って吹雪です。風にあおられる雪も楽しかったようで、キャーキャーと歓声が上がっていました。
片付けの時間になるともっと遊びたくてちょっと悲しくなったお友達もいましたが、みんなで袋に入れていると自然にみんなが協力してくれて、保護者の方の協力もあって、きれいに片づける事が出来ました。
最後はお話の時間です。
今日の絵本は「おばけのてんぷら」
今までの絵本に比べて少し長い物語でしたが、みんなよく見ていてくれました。
長いお話も聞けるようになったなあと感心しました。