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わくわく教室(5月)
令和元年5月25日に第23回のわくわく教室を行いました。
今回のテーマは、"しんぶん遊び"でした。まずはスタッフがお手本を見せます。子どもたちの「よーい、ドン!」のかけ声でピンッとはった新聞につっこむかたちでスタッフが走りぬけます。"ビリッ!!"新聞が勢いよく破けると、拍手をして、「面白い!」「僕も、私もはやくやりたい!!」と言った様子でした。その後、子どもたちも「よーい、スタート」で勢いよく走って新聞へGO!! 順番は床に貼った足形に合わせて待ち、スムーズに交代ができました。
次は、新聞で作った棒(剣)やパンチでピンっと張った新聞をやっつけて(破いて)遊びました。その姿は、まるで敵と戦うヒーローみたいでした。かっこいい!剣はバトンのように次にお友達に渡すのですが、これも上手に渡すことができていました。夢中になって体をたっぷり動かすことで気持ちも発散できました。
破り終わったあとは、新聞を腕いっぱいに抱えたり、ビリビリ、クシャクシャ、丸めて、ひねって...と子どもたちなりに形の変化や感触、音を全身で感じていました。遊んだ後は、大きなビニール袋を持ったスタッフの所に新聞紙を入れに行きます。みんなが集めてくれた新聞とビニール袋で大きなボールのようなものを作り、お友達やスタッフとキャッチボールをしたり、サッカーボールのようにキックをして遊びました。新聞という素材と子どもたちの創造力や表現力で遊びをさらに広げていくことができました。楽しい時間をお友達と一緒に過ごすことができました。集団ならではの体験でしたね。
身体を使った後は、手先を使った工作の時間です。今回は新聞を中に詰めた"びよよん人形"を作りました。袋に丸めた新聞紙を詰めて、ゴムとリボンがついた割りばしにつけます。目を自分で書いて、舌や腕をつけて完成です。「どんな目がいいかな」や「笑った顔にしようかな」「ヒーローみたいな顔にしたいな」と良い考えがいっぱい出ました。スタッフと一緒に考え、アイデアを思いついた時や、発見をした時は、キラキラと目を輝かせて伝えてくれました。みんな集中して取り組み、大きな達成感や満足感を得ることができたと思います。
最後の絵本は、『ぞうくんのさんぽ』でした。ぞうくんが散歩の途中でお友達に出会い、「一緒にいこうよ」と誘うと「背中に乗せてくれるならいってもいいよ」、ぞうくんは「いいとも、いいとも」と気のいい返事。ぞうくんがお友達を背中に乗せて一緒に散歩を楽しむというユニークでシンプルなお話です。「次は誰かな?」などの声掛けにも元気よく「ワニ?」や「カバ!」と答えていました。楽しかったですね!