仕事で大変なことは何ですか?またどのように乗り越えましたか?
特別養護老人ホームのアルバイトが始まりですが、今まで自分が見てきた祖父母や学校で習う内容ではない、「リアルな認知症高齢者」の対応に困惑しました。参考書や諸先輩方の指導も頂きましたが、中には自身の介護として受け容れ出来ない対応や考えもありました。何が正解か分からない、そんな思いの中でする業務に疲れ、表情や対応にも現れていた事は苦い記憶です。そんな中、上長や先輩職員、施設内の多職種の方に色々な著書(「笑う介護士の~」等)を紹介され、研修を受講し、利用者様との「時間」の大切さを意識するようになりました。自分が関われる時間はお互いの人生でほんの僅か。それなら、関わる中で少しでも多く笑顔を引き出して見せられる時間を、という想いで仕事に向き合う事で、ネガティブな感情が「楽しい」に変わりました。現在のケアマネジャーの仕事においても、軸としては変わっておらず、利用者様ご本人、ご家族が笑顔で過ごせる時間が増える様、自分も笑顔になれる様に心掛けています。