職員インタビュー

INTERVIEW

“ヒト(職員)を大切にする”

JOY OF LIFE
取締役社長
入社19年目
藤井さん

介護職に就いたきっかけは?

私には3つのきっかけがありました。1つ目は、サラリーマン以外で就職したいと決めていたことです。当時私は、サラリーマン=営業職と考えていて、営業職は性に合わないからできないと簡単に決めつけ、就活軸から外していました。自分の人生を左右する就職を何と浅はかに考えていたのでしょうか。今思うと恐ろしいです。2つ目は、介護・高齢者関係で就職できれば生涯困らないのではないかと考えていたことです。少子高齢化問題が叫ばれ介護が大きく注目されていた当時の時代背景がありました。そして3つ目は、現場実習です。社会福祉士関係の大学へ進学し、現場実習を通して介護を学びました。その現場実習でお世話になったのが社会福祉法人慶生会(和光苑)でした。実習を通す中で、介護・高齢者関係への就職志望と慶生会に心を惹かれ、“慶生会一本・専願”で就職活動を行い無事に就職することができました。大学時代の現場実習が、介護職に就いた最も大きなきっかけとなりました。

取締役社長に就任が決まった時の気持ちは?

事前課題の回答と面接を経ての合否判定でしたので、決まった時は正直嬉しかったです。しかし、これから会社を経営する重圧とプレッシャーの方が大きかったです。

会社を経営する上で、大切にされていることはありますか?

一言で申し上げるとヒトを大切にすることです。ヒトとは、私たち職員、サービスをご利用していただく顧客・ご家族、利害関係者になります。私はヒトを大切にすることが事業の安定と深く関係していると考えています。労働集約型産業の一つである介護サービスは、ヒト(職員)なくしてはサービスを提供することができません。私たちは顧客の大切な命をお預かりし、特に施設系では24時間365日、途切れなくサービスを提供しています。顧客が感動するサービス、お叱りを受けるサービスを提供するのも私たちヒト(職員)次第です。ヒト(職員)を大切にすると言うことは、ここでは人財育成を意味しています。人財育成を通し、職員個々のスキルが向上することで職務幅が拡大し、やりがいが生まれ、そしてチーム一丸となった高品質なサービスを提供・発展することができるのです。また、様々な利害関係者にご支援いただき施設・事業所を運営できていることを忘れてはなりません。そして、私たちが生活できているのは、サービスをご利用していただいた顧客・ご家族からいただくご利用料金・介護保険収入があるからです。JOY OF LIFEのサービスを利用して良かったと思っていただけるために、顧客・ご家族がご満足していただけるサービスを提供することは言うまでもなく当たり前のことです。このように、様々なヒトが経営と深く関係しています。ヒトが経営を左右すると言っても過言ではありません。ヒトを大切にすることで事業が安定し、その安定が将来の発展へつながると考えています。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

会社の業績が良かった時はやりがいを感じます。これは年に一度、感じるやりがいですので日常面では、部下の目標(目標は様々です)が達成された時ですね。私は細かなところまで色々と気になる性格で、部下の目標達成に向けて一緒に考えていかないと安心できないタイプの人間です。その様な中で部下が苦労して目標を達成した時は嬉しいですね。部下の喜びは私の日々の仕事の原動力となっています。

慶生会の魅力は何ですか?

成長意欲があれば、ステージに応じた活躍の場があることです。もちろん無資格・未経験者でもです。資格取得支援も充実しており、働きながら資格を取得できる強みもあります。専門職を追求することはもちろん、バックオフィス部門、管理職やマネージャー層、さらには経営幹部を目指す事もできます。介護・医療・保育・障がい・保険外事業と法人内でフルメニューを展開していることで、ステージに応じたキャリア形成の実現が可能になります。同業他社と比較し非常に魅力のある法人であると言えます。私も一般介護職として特養へ入職して以来、異動を通しその時折の上司と出会い、たくさんのことを勉強させていただきました。フルメニューがあるからこそできる経験があり、その経験が将来の自分のキャリア形成につなげることができる。それが慶生会です。

JOY OF LIFEの魅力を教えてください

ご縁をきっかけに慶生会が運営している慶生会のグループの会社です。慶生会グループとなり今年、令和6年で丸5年になります。慶生会グループ以前は慶生会とは別の経営者の方が経営されていました。また、令和5年4月に、株式会社ノースビレッジコーポレーションからJOY OF LIFE株式会社へ社名も変更させていただき、新たなスタートをきっています。前置きが長くなりましたが、慶生会から幹部や現場リーダー層が出向し、JOY OF LIFE所属職員と毎日一緒に頑張っている、慶生会とは少し異なった職員構成の会社です。以前の会社時代からの職員も多数おられ、以前の会社時代の良いところ、慶生会の良いところを上手く融合できていることは慶生会にはない魅力の一つであると感じています。つまり、異なった会社の職員同士が理解し合い、連携し、事業運営できている会社であるということが最大の魅力です。自分たちの思いや考えをサービスに、そして事業運営へ展開しています。幹部や管理者クラスの年齢も若く、これからの成長が楽しみな会社です。

社長になるまでの経歴を教えてください

平成17年3月:大学卒業 ※社会福祉士・社会福祉主事任用資格 平成17年4月:特別養護老人ホーム和光苑 平成18年4月:和光苑在宅介護支援センター 平成19年9月:和光苑諸福デイサービスセンター<相談員> ※平成21年3月:介護福祉士 平成21年3月:和光苑デイサービスセンター<サブチーフ> 平成23年3月:和光苑デイサービスセンター<チーフ> ※平成23年6月:介護支援専門員 平成24年3月:特別養護老人ホーム和光苑<チーフ> 平成25年4月:特別養護老人ホーム和光苑<チーフ兼介護支援専門員> 平成28年4月:和光苑北条ふれあいホーム<次長代理→次長> (北条グループホーム・シニアホーム飯盛) ※平成28年8月:認知症介護実践者研修修了 ※平成28年10月:認知症対応型サービス事業者管理者研修修了 令和元年11月:株式会社ノースビレッジコーポレーション サラサ都島・グループホーム沙羅の樹出向<次長> (現 JOY OF LIFE株式会社) 令和2年5月:株式会社ノースビレッジコーポレーション出向<取締役社長>(現 JOY OF LIFE株式会社)

社長になるまでに苦労したこと、大変だったことはありますか?またどのように乗り越えましたか?

株式会社ノースビレッジコーポレーション(現 JOY OF LIFE株式会社)への出向です。慶生会と全く関係がない別法人の施設へ私一人が出向し、2施設のマネジメントがミッションでした。2施設、全職員の方々と面談をさせていただき、課題を抽出しながらの関係性構築からスタートしました。別法人の職員がやって来てこれからどうなると当時の職員の方々は不安であったと思います。不安を煽らないよう言葉を選び、発言は慎重に行いました。少しずつ確実に関係性を構築することで、ご理解をいただきながら共に取り組みを進めていくことができ始めました。しかし、今まで経験したことのないアクシデントも多数発生し対応に困ることもしばしば。毎日経験したことのない不安を感じていましたが、ちょうど同時期に私と同じように別法人へ出向していた同期がおり、自然と連絡を取り合ようになっていました。同期からたくさんアドバイスをもらい支えてもらい、前に進むことができました。同期の存在は非常に大きかったです。非常に大変でしたが誰もが経験できることではありません。そしてこの経験があってこそ今があります。支えてくれた同期と、当時、そして今も働いて下さっている職員の方々へ感謝しています。

JOY OF LIFEの今後の展望を教えてください

株式会社の特権を生かし、介護保険外事業を展開したいと考えています。その介護保険外事業は、現在の事業と関係があり利益貢献できるものや、介護関係とは関係のない事業も視野に入れています。中期的には、その保険外事業が軌道に乗った後、慶生会では展開していない施設形態・コンセプトの施設を展開したいと考えています。 このような新たな事業展開は会社の存続・発展のために必要なことですが、何よりJOY OF LIFE職員の将来の幸せのために、必ず実現しなくてはならないことであり、私の使命です。