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6月 臨床塾「狙ってつかむ信頼関係~受容と共感~」

今年の大阪は梅雨入りが遅く、ジメジメした日もあれば意外と爽かかだったり例年とは少し違う梅雨のような感じを受けております。皆様、お体の加減はいかがでしょうか?

 

6月20日に「狙ってつかむ信頼関係~受容と共感~」というタイトルで臨床塾の講師をさせてもらいました。

 

前半は講義として過去に自分が信頼関係をうまくとれずに失敗した体験、そして私が信頼関係を結ぶには「受容と共感」が大切であるという気付きの体験をしたこと述べました。

 

また、利用者様との会話の中で、どういう所で共感を示せば信頼関係を結びやすいかという点も述べさせてもらいました。

 

受容については、利用者さんを受容するにはセラピスト自身の価値観や余裕の有無が大きく左右するため、セラピストの人間的な成熟度に左右されることも加えて述べさせてもらいました。

 

後半は、3つの体験をしてもらいました。

 

①自分の感情の変化を知る

 

②相手の姿勢で話しやすさが変わる

 

③傾聴する

 

ⅰ黙って聞く

ⅱ簡単な応答で聞いてみる

ⅲ気持ちを込めて聞いてみる

 

それぞれ体験して頂いて、皆さんのリアクションがすごくよく、私自身も楽しませてもらいました。

 

「相手の姿勢が変わるだけで話しにくい~」や「黙って聞くのが辛い!」などいろんな感想が聞かれました。

 

自分の感情や気持ちの変化に着目しながら、話してみる・聞いてみる事で、感じた部分があったのではないかと思っております。

 

話は少し変わりますが私の想いを綴らせてもらいたいと思います。

 

訪問看護の対象者はほぼ高齢者です。

 

全ての方が年齢を重ねていくわけで、若くなる事はありません。一時的に機能や日常生活が良くなっても、若いころの身体を取り戻せるわけではありません。

 

サービス提供をしている中で高齢者の方は、疾患により障がいを抱え、それに伴い日常生活に人の助けが必要となったり、今まで自分が出来ていたことが出来なくなり、自分の役割も失ってしまっている事が多いです。

 

これは今までの自分を失ってしまい、自分が自分で無くなってしまったと感じておられる方もいらっしゃいます。

 

そんな風になってしまうと「早くあの世に行きたい」「お迎えを待つだけ」と言う発言が出てきてもおかしくないと思います。

 

それって、すごく悲しくて・寂しくて・辛い事だなと想像できます。

 

そのような利用者様の残りの人生において、「楽しみや喜びやそして自身の存在意義」を感じられるようなサービス提供が出来ればと思っております。

 

その為には、まずは信頼関係を築くことが大切だと思います。私はコミュニケーションを取る事は苦手な人間で、今でも上手く信頼関係が築けない時があります。

 

しかし、めげません!あきらめません!!今後も、信頼関係を含めた利用者様との関係作りを大切にしていきたいと思います。

 

今回、このような発表の場を頂いた神田次長、そして参加して頂いた皆様に感謝致します。ありがとうございました。

 

文責:慶生会訪問看護ステーション 大今里サテライト 理学療法士 藤原和人

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