バックナンバー:2019年02月

第58回 御影ごきげんリハビリ勉強会!!

2月1日に御影ごきげんクリニック(http://www.mk-gokigen.com/)にて

毎月第1金曜に開催されるごきげん勉強会の講師をさせていただきました。

「テーマはalignmentから展開する理学療法~骨盤挙上Ver.~」です。

タイトル

 

まずは理論です。

●筋は腱を介し骨に付着

●その筋は関節をまたぎ、一方の骨と他方の骨に付着

●筋の収縮が骨を可動させ、関節を軸とした回転や滑り運動が可能

この3原則を下記の例題を用いて理解を深めました。

この原則が理解できるとalignmentが放つ無言のメッセージを受け取れるようになります。

図1

3原則理解のための例題

 

理論の説明後、いよいよ実技です。

始めは骨盤挙上・下制側の評価です。

実は意外と骨盤挙上・下制の評価を誤っている場合が多いんです。

そのため、最初に下した評価の是非を確認する評価も追加します。

これが私の臨床評価の特徴的なポイントと言えます。

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骨盤挙上・下制の評価

 

次に運動検査や動作観察を通して動的な骨盤挙上・下制の評価です。

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歩行による骨盤動態観察

 

局所評価・・・その前に、座位にてもう一度です。

これまで下した評価が妥当ならば、座位での評価もこのような所見になるはず

という仮説をもとに自分の下した骨盤挙上・下制の評価の是非を確認する評価を追加します。

要所要所にこのような確認評価を追加することでセルフモニタリング(メタ認知)ができます。

こうすることで、誤りを少なくした評価が可能となっていきます。

IMG_1240

腸腰筋を用いた骨盤挙上側の確認評価

 

最後にROM-tやMMT、筋長検査を通して局所の機能障がいを特定していきます。

今回は特定できた機能障がいに対する直接介入を1つ紹介しました。

いかに当たり前のことをバカになってちゃんとやり続ける(ABC+Y)ことの重要性や

その成果の大きさが理解いただけたと思います。

 

次回は機能障がいを有する部位に直接介入ができない状態があります。

それを想定し、他部位への介入を通して機能障がい部位への

間接的効果を出す方法を行っていきたいと思います。

参加者にも一つはアイディアを出してくるようにと宿題を出しちゃいました♪

次月も楽しみです!!

 

文責:慶生会訪問看護ステーション 理学療法士 神田裕也